ユーセフ・アハメッド・アル=フネイティ・ヨルダン統合参謀本部議長 に対する旭日中綬章叙勲

令和7年6月12日

 令和7年6月10日、浅利秀樹駐ヨルダン日本国大使は、ユーセフ・アハメッド・アル=フネイティ・ヨルダン軍統合参謀本部議長に対し、大使公邸で「旭日中綬章」を授与しました。

 浅利大使は本使祝辞において、「日本とヨルダンは戦略的パートナーで、両国は地域を越えて重大な影響を持つ中東の平和と安定に共通の関心と責任を有している。」と述べました。そまた、ヨルダンは“中東地域における安定の支柱(アンカー)”として人道支援や難民支援など非常に重要かつ貴重な役割を担っていると強調しました。さらに、2023年及び2024年に実施された自衛隊による在留邦人等退避任務に対し、フネイティ統合参謀本部議長の卓越したリーダーシップによる全面的な支援へ心からの謝意を述べました。加えて、日本とヨルダンの防衛協力は両国関係において非常に重要な要素であり、今後ますます発展することへの期待を述べました。

 受章者のフネイティ統合参謀本部議長は、受賞者挨拶で、日本という友好国からこのような栄誉ある勲章を賜ることができたことに対する感謝の意を表されました。この名誉ある受章は、日本とヨルダンを結びつける相互の尊敬と深い信頼を真に反映したもので、両国の指導者の意志、協力及び連帯の精神で安全保障の課題に立ち向かうという共通の決意によって支えられ、この関係が今後ますます発展していくものと確信している、と述べられました。