令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「大カラク市ごみ収集車両整備計画」 贈与契約書署名式典

令和7年2月24日
 2025年2月24日、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組にで、「大カラク市ごみ収集車両整備計画」のための122,881米ドルの贈与契約署名式典が実施されました。
 
 本計画は、カラク県大カラク市にごみ収集車両2台を供与することにより、同市の廃棄物回収能力を向上させ、地域の公衆衛生を維持することにより同市民の生活環境の改善に寄与するものです。本案件実施により、カラク市の廃棄物回収能力が83%から93%に向上し、シリア難民8,312人を含む約130,600人の市民の生活環境が改善することが期待されます。

 同式典では、浅利秀樹大使及びムハマド・マーイタ 大カラク市長が贈与契約書に署名し、式典出席者からは日本の支援に対し、感謝の言葉が述べられました。
 
 日本政府は、1993年以降、草の根・人間の安全保障無償資金協力により、ヨルダン国内のNGO、学校、病院及び地方自治体に対して、累計160件、総額1,050万米ドル以上の支援を行っています。