着任の御挨拶
令和4年11月2日
この度、駐ヨルダン日本国大使として着任しました奥山爾朗(おくやま・じろう)と申します。11月2日に当国外務次官に信任状の写しを提出し、大使としての活動を開始しました。
本年はコロナ禍が収束傾向を見せ人々の国際的な往来が再開する一方、ロシアのウクライナ侵攻等、国際情勢の大きな変化に伴う経済の不安定化や人々の暮らしへの様々な圧力が世界規模で起きており、予断を許さない状況にあります。このような時、ヨルダンとその近隣で活動している在留邦人の方々の安全を確保することは当大使館にとって第一に重要なことであり、そのために在留邦人の方々と緊密に連絡を取り合ってまいります。
日本とヨルダンは、我が国皇室とヨルダン王室の長年にわたる親密な交流を基礎に友好関係を発展させて参りました。この友好関係を土台として発展したあらゆる分野における二国間協力の重要性に鑑み、両国はこれを「戦略的パートナーシップ」と位置づけています。すなわち、両国は不断の対話をあらゆるレベルで行い、経済協力の様々な手段を駆使しつつ、ヨルダンのプライオリティーを基礎に持続的開発と民生の向上、繁栄につながる支援を提供し、相互の貿易投資関係を拡大させていくことを目指します。また同時に、両国はそれぞれの置かれた地域情勢を念頭に国際場裡において協力していくパートナー同士でもあります。
両国の繁栄はそれぞれの地域の平和と安定なしに一国では達成できません。この観点からヨルダンのこの地域についての知見と安定に向けての努力は極めて重要です。我が国としてもヨルダンのそうした努力に学び、微力ながら貢献してまいりたいと考えています。
駐ヨルダン大使 奥山爾朗
本年はコロナ禍が収束傾向を見せ人々の国際的な往来が再開する一方、ロシアのウクライナ侵攻等、国際情勢の大きな変化に伴う経済の不安定化や人々の暮らしへの様々な圧力が世界規模で起きており、予断を許さない状況にあります。このような時、ヨルダンとその近隣で活動している在留邦人の方々の安全を確保することは当大使館にとって第一に重要なことであり、そのために在留邦人の方々と緊密に連絡を取り合ってまいります。
日本とヨルダンは、我が国皇室とヨルダン王室の長年にわたる親密な交流を基礎に友好関係を発展させて参りました。この友好関係を土台として発展したあらゆる分野における二国間協力の重要性に鑑み、両国はこれを「戦略的パートナーシップ」と位置づけています。すなわち、両国は不断の対話をあらゆるレベルで行い、経済協力の様々な手段を駆使しつつ、ヨルダンのプライオリティーを基礎に持続的開発と民生の向上、繁栄につながる支援を提供し、相互の貿易投資関係を拡大させていくことを目指します。また同時に、両国はそれぞれの置かれた地域情勢を念頭に国際場裡において協力していくパートナー同士でもあります。
両国の繁栄はそれぞれの地域の平和と安定なしに一国では達成できません。この観点からヨルダンのこの地域についての知見と安定に向けての努力は極めて重要です。我が国としてもヨルダンのそうした努力に学び、微力ながら貢献してまいりたいと考えています。
駐ヨルダン大使 奥山爾朗