中東発航空便の機内持込荷物の制限について

平成29年3月23日

(ポイント)
●報道によれば、英国は中東6か国(トルコ、レバノン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、サウジアラビア)から、米国は中東8か国(トルコ、ヨルダン、エジプト、クウェート、カタール、モロッコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)からの便について、携帯電話より大きい電子機器の機内持込について禁止すると発表。
●詳細については、実際に使用する各航空会社に確認する必要あり。

報道によれば、英国政府は3月21日、中東などの6か国(トルコ、レバノン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、サウジアラビア)から英国に向かう直行便を対象に、携帯電話より大きな電子機器の機内持ち込みを禁止すると発表しました。

ヨルダンのアンマンからロンドンに向かう際など、ノートPCやタブレット端末、その他の電子機器は預け入れ荷物に入れることが求められ、機内には持ち込めなくなりますので、ご注意ください。(なお、携帯電話、スマートフォンは対象外の由です。)

また、英国政府に先立って、米国政府も同日付けで中東など8か国(トルコ、ヨルダン、エジプト、クウェート、カタール、モロッコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)からの直行便を対象とする同様の禁止措置を発表しており、規制の動きが各国に広がる可能性も考えられます。

トランプ政権、ノートPCなどの電子機器の機内持ち込みを禁止
http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/21/electronics-ban_n_15533842.html

イギリスも電子機器の機内持ち込み制限へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170322/k10010919911000.html

なお、当館でも情報収集に努めておりますが、詳細な事項に関しては、実際に利用する各航空会社に対して、ご確認いただくことをお勧めいたします。