(2009年6月 2日)
在留邦人の皆様へ
今般、在留邦人宅にて空き巣による被害報告がありましたところ、以下のとおりお知らせします。
日時:6月1日(月)
場所:ウンムゼイナの住宅街、アパートの3階
被害品:現金
侵入状況:自宅ドアがバールのようなもので開けられており、寝室の洋服ダンスが中心的に物色されていた。なお、アパートの通用門は自動ロックとなっているが、手でしっかり閉めないとロックがかからないドアであった。
昨年7月、今年3月にも2件同様の被害があり、1年間で4件目の邦人宅空き巣被害になります。皆様方におかれましては、以下の点を改めて見直していただき、防犯に努めてください。
1.アパート形式の場合、通用門(表口、裏口共)は常時施錠してあるか。(無施錠の時が多い場合は、大家や管理人に常時施錠するよう依頼してください。)
2.自宅ドアは頑丈か。(シリンダー形式のドア錠が望ましい。また、補助錠を付ければ進入に要する時間が2倍以上になります。泥棒は侵入に時間を要する家を嫌います。)
3.外出時の戸締まりはしっかりしているか。(ドアだけでなく、窓の施錠も忘れずにしてください。)
4.在宅時にも戸締まりはしっかりしているか。(寝ている際に進入するケースもあります。夏は暑いからと言って窓を開けっ放しにするのは危険です。また、シャッターは必ず閉めましょう。)
5.貴重品は分散して保管しているか。(1箇所に貴重品を保管している場合、被害にあった際の損害が大きくなります。なお、比較的狙われにくい部屋として、子供部屋やキッチン等があげられます。寝室は優先的に物色されるので寝室に貴重品を保管するのは危険です。)
6.自宅付近に不審者等はいないか。(狙いを定めた家の住人の行動を確認している場合があります。また、チャイムを鳴らしたり、間違い電話等で在宅を確認しているケースもあるので注意してください。)
7.自身の日程を軽々しく口外していないか。(残念ながらアパートの管理人や個人の使用人が内から手引きしているケースもあります。むやみやたらに自身の日程を口外しないことをお勧めします。)
8.行動を予知されにくい生活をしているか。(出勤時間や帰宅時間が決まっている、週末の余暇の過ごし方が決まっている等の規則正しい生活スタイルの方が狙われやすいです。行動を予知されにくいような生活スタイルを心掛けてください。)
その他、外出時にわざとテレビやラジオ(夜は電気)を付けて在宅と思わせる方法、いざ進入された際に貴重品が見つからないことにより無闇に部屋が荒らされるのを防ぐため、比較的わかりやすい所に現金を少々置いておき、ある程度満足して帰ってもらう等の方法もあります。また、日本では防犯ブザー等のグッズが比較的安価で購入できますので、帰国時に買ってきて取り付けるのも良いかと思います。
仮に、空き巣等の被害にあわれた際には、すぐに警察に連絡するとともに大使館にもご一報いただきますようお願いいたします。また、帰宅した際にドアが壊れている等進入された形跡がある場合、まだ部屋内に犯人がいることも想定されますので、隣人や管理人に連絡し、数人で確認することとして(警察の到着を待つのが望ましい)、絶対に一人で中に入らないでください。
先般、在留邦人宅にて空き巣による被害報告がありましたところ、以下のとおりお知らせします。在留邦人の皆様方につきましては、改めてご自宅の安全確認を行っていただきますようお願いいたします。