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第21号(2011.07)

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*  在ヨルダン日本国大使館 メールマガジン(第21号)  *
****************2011年7月2日******
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◆目次
1.領事関連情報
 ○カフェ内での盗難被害
 ○スポーツジム内での盗難被害
 ○AFPアンマン支局への襲撃事件
 ○広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
 ○広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
 ○感染症広域情報「鳥インフルエンザの流行状況について」
2.広報文化関連情報
○日本工芸展の開催
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1.領事関連情報
○カフェ内での盗難被害
この度,アンマン市内のカフェ内にて邦人盗難被害事案が発生しましたので,以下のとおり注意喚起いたします。
日時:6月4日(土)午後8時45分頃
場所:アンマン市ワカラート通りのスターバックス(スウェヒーエ地区歩行者天国の通り)事案詳細:店内1階の窓際席にて友人と2人でコーヒーを飲んでいたところ,東南アジア系の風貌の男性が窓を叩いてジェスチャーを送ってきたため,そちらに注意を向けていた。しばらくして男性は立ち去ったが,隣席の足下に置いていた鞄がないことに気づいた。店内の防犯カメラで確認したところ,犯人は男性3人組であり,1人が窓を叩き,1人が店員と話をして店員の注意を引き,1人が鞄を奪っていった映像が確認された。
皆様方におかれましては,外出の際は鞄等に十分注意を払うようお願いいたします。特に見知らぬ人から声等をかけられた際に持ち物への注意をそらすことのないようにご注意ください。

○スポーツジム内での盗難被害
最近,スポーツジム内での盗難被害が増加しており,邦人の被害例も報告されておりますので,以下のとおり注意喚起します。
被害場所:スポーツジム内ロッカールーム
具体的事例:ロッカーの立てつけが悪い為,鍵をかけても少し強い力で引っ張るとロッカーと扉の間に隙間が出き,その隙間から何かを差し込み留め金を外すことが可能であったことから,ロッカー内から貴重品が窃取された。被害発生時は何れも休日の利用客が少ない時間帯。
スポーツジムに限ったことではありませんが,ロッカー等に貴重品を預ける場合は,鍵をかけた後,再度不良がないか確認していただきたくお願いいたします。また,暗証番号を入力するタイプの場合は入力番号を見られないよう周りに十分ご注意してください。

○AFPアンマン支局への襲撃事件
6月15日(水)夕刻,AFPアンマン支局が襲撃されました。報道での具体的事案は以下のとおりです。

  1. 今回の襲撃は13日の国王によるタフィーレ県訪問に関するAFP通信による記事が原因であると指摘されている。AFPなどの通信社は,タフィーレ県訪問時に国王車列が投石されたとの速報を流していた(国王を歓迎しようと近づいた市民が警察官に止められたことから,市民と警察官の間で一部衝突があった模様であるが,国王車列を狙った投石があったかどうかは不明)。
  2. 襲撃は10人の男が支局に押し入り受付の家具や器具,窓ガラス等を破壊したが,ニュースルームには侵入しなかった。襲撃時,記者が一名事務所にいたが裏口から逃げ,怪我はなかった模様。
  3. 襲撃前にAFPアンマン支局長に対して脅迫電話があり,その数時間後に発生した。
  4. 14日(火)にも,約300人のヨルダン人がAFP支局前で,国王のタフィーレ県訪問時のAFP報道に抗議し,同支局の閉鎖を訴えてデモを行っていた。

○広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
6月9日,外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)に広域情報としてテロ事件に関する注意喚起を掲載しましたので,ご参考までにお知らせします。
イラク,パキスタン,アフガニスタンでは頻繁にテロ事件が発生している他,近年の事例として以下の場所でテロ事件が発生しています。

    1. 2010年10月31日,トルコのイスタンブール市内タクシム広場で自爆テロが発生し、外国人を含む32人以上が負傷。日本人観光客も被害に遭った。
    2. 2010年12月7日,インド北部のウッタル・プラデーシュ州のヒンドゥー教聖地として、日本人観光客も訪れるバラナシのシトラガードにおいて,宗教儀式の会場付近で爆弾テロ事件が発生し,1人が死亡,外国人を含む少なくとも37人が負傷した。日本人観光客も被害に遭った。
    3. 2010年12月11日,スウェーデンの首都ストックホルム中心部で,クリスマス前の買い物客でにぎわう中,連続して2回の爆発があり,1人が死亡,2人が負傷した。
    4. 2011年1月24日,ロシアの首都モスクワのドモジェドヴォ国際空港で爆発があり,37人が死亡,180人以上が負傷した。
    5. 2011年1月25日,フィリピンのマニラ首都圏マカティ市内の幹線道路上において,路線バスの車内で爆発が発生し,5人が死亡,13人が負傷した。

この他,ギリシャ,メキシコなどでも,テロ事件等が発生し死傷者が出ている。

○広域情報「誘拐事件に関する注意喚起」
6月9日,外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)に広域情報として誘拐事件に関する注意喚起を掲載しましたので,ご参考までにお知らせします。
近年,海外において外国人が被害者となった主な誘拐事件としては,次のようなものがあります。

  1. 2010年4月,アフガニスタン北東部で邦人ジャーナリスト1人が何者かに誘拐され、約5ヶ月間拘束されるという事件が発生した。
  2. 2011年1月,ニジェールの首都ニアメのレストランから,フランス人男性2人が何者かに誘拐され,ニジェール・マリ国境地帯における救出作戦後,遺体で発見されるという事件が発生した。
  3. 2011年2月,メキシコ南部チアパス州の観光地アグア・アスール国立公園近くで,反政府左翼組織「サパティスタ民族解放軍」を支持するグループが,アルゼンチン人,カナダ人,フランス人を含む観光客17人を拘束し,翌日解放されるという事件が発生した。
  4. 2011年2月,アルジェリア南部サハラ砂漠の世界遺産で有名な観光地であるイリジ県ジャネットの南約250キロのアリデナで,現地の運転手,ガイドとともに移動中であったイタリア人女性旅行者1人が何者かに誘拐されるという事件が発生した。

○感染症広域情報「鳥インフルエンザの流行状況について」
6月16日,外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)に感染症広域情報として鳥インフルエンザの流行状況に関する注意喚起を掲載しましたので,ご参考までにお知らせします。
世界保健機関(WHO)は,2010年11月25日以降,エジプトにおいて30人が感染(12人死亡),インドネシアにおいて8人が感染(5人死亡),カンボジアにおいて5人が感染(5人死亡),バングラディシュにおいて2人が感染したことが確認された旨発表した。

 

2.広報文化関連情報
○日本工芸展の開催
国際交流基金の巡回展示事業として「日本の工芸展」を開催予定です。開催時期等の詳細は未定ですが,7月中旬に当地の国立博物館での開催を予定しております。詳細が決まりましたら,別途ご案内いたします。

 

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