2010年10月7日
アンマンにおける青少年の健全育成及び教育支援事業
実施団体:国境なき子どもたち
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浅子臨時代理大使と加藤香子国境なき子どもたち代表 |
1.英語名称:「the Project of Promoting Sound Growth of the Youth and Educational Support in Amman」
2.事業目的:東アンマン(ジャバル・アンマン周辺のダウンタウン)に居住する主に貧困層の青少年に対し、インフォーマル教育(正規学校教育に欠けている音楽・絵画・演劇などを通じた情操教育)及び社会活動等の機会を提供し、青少年の健全育成を図る。
3.事業内容:ヨルダンにおける主に貧困層の青少年に対して教育機会や課外活動を提供することで、青少年らの抱えるフラストレーションを緩和し、また、出身国・地域の異なる青少年らが共に活動に参加する場を設けることで、青少年間での相互理解を促し、彼らの心身ともに健全な育成を目指す。特に重点的に取り組む相互理解促進のための活動は、中東地域の安定化に貢献し得る青少年の育成も期待できることから、本申請事業は中東地域における日本の中立的立場を生かした支援内容となることが期待される。併せて、事業の持続発展のため保護者や現地スタッフ及び地域住民の参画により事業が継続される体制整備を推し進める。本事業はヨルダン政府機関のHigher Council for Youth(HCC)と連携して実施する。
4.総事業費:278,700米ドル(当館支援:272,200米ドル)
【参考】国境なき子どもたち
1997年設立以来、東南アジア、西アジア諸国のストリートチルドレンや貧困層の青少年に対する人道的支援を実施。ヨルダンでは2007年から2010年にかけて、JPF(ジャパン・プラットフォーム事業)を通じ、ザルカ及びマルカ地区のヨルダン人及びイラク人避難民の青少年層に対する心理的ケアを通じた人道支援を行ってきた実績を有している。
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